花鳥風月

〜日々を彩る風鈴花の365日〜

2013-01-01から1年間の記事一覧

おじぎ その2

満月の日に近い朝、地上で輝く黄色を見つけた。 落ち葉色の中で一際まぶしい黄色を放っていた。 誰にも踏まれることなく、気付かれる風もなく そっと地面に這う様にして、お辞儀をする姿は 心を、ぱっと明るくさせ、希望が宿った冬の朝。

おじぎ

朝の出勤時、道端に咲く可憐な花が目に留まった。 少女が、お辞儀をするかのような初々しさだった。 凛と上を向いて咲く、その姿がスッと心に入った。

生きて、いる

紅葉が太陽を背に真っ赤に燃え まるで、真っ赤な血潮のように 力強く「生きて」輝いて見えた。 思わず私は、やなせたかし氏作詞の 「手のひらを太陽に」を口遊んでいた。 幼少から知っている歌を 改めて良い歌だと感じながら。 Wikipediaによると、やなせ氏…

今年も会いに

新宿御苑の大銀杏に今年も会いに行きました。 例年とは違う角度から眺めてみた今年ですが どの角度から眺めても、やはり素敵な木です。 写し方は来年へと課題を残しましたが 共に年を重ねて行く喜びを感じました。 今年最後の満月を、この木の下で 愛でる事…

ちいさな家

木の幹に、キノコの階段が出来ていた。 落ち葉色をまとったかのようなキノコ。 良い焼き色の、お煎餅のようなキノコ。 この先には小さな家があるに違いない。 上がるとキノコがはがれないだろうか。 途中で、かじりたくなるかもしれない。 トントントン、扉…

ビフォー アフター

棚の雰囲気を変えたい、との依頼を受け 花柄模様を赤色へと張り替えてみました。 ビフォー↓ アフター↓ 思った以上の出来にプロがしたみたいと喜ばれ、 部屋も明るくゴージャスな雰囲気に様変わりし 作業中も後も、楽しい時間となりました。 約20枚の張り替…

アートな道 その2

雨上がりの夕暮れ、光と戯れる一際アートな道。 丸みと直線と光と色と。人生を彩るアートな道。 導かれるまま弧を描きながら進んで行く我が心。

アートな道

銀杏の葉がアートな作品に変身していた道。 冷たい雨と競う様にして視線を降り注いだ。 この上に赤い紅葉を散らしてみたくなった。 ほら、この道の先にある、あの紅葉を手に。

虹の彼方

本日の夕刻に東の空に架かった虹です。 未来を見据えて今日から新たな学びを開始する ことにした私へのエールのようにも思えました。 雲を突き抜けた先にある景色を求め 一歩一歩、歩みを進めてまいります。

本日のお花

本日のお花は異質素材と共にいけるという課題でした。 100円均一で購入したピンクの羽根のモールと共に いけてみました。写真は、正面右側より撮影したもの。 羽根の色ばかりが目立ってしまい、花材とのバランスや 配色に、もう一工夫必要だったという反…

本日のお花

本日のお花は、椿を用いた再構成。 葉の塊と枝とに分け、それぞれの表情を楽しむ。 この作品は、自身にとって完成形には程遠く 椿という一輪の花を見つめた第一歩に過ぎない。 万葉集にも9首見られ、古くから馴染み深い花 であり、庭先にも可憐なピンクの花…

本日のお花〜野菜でいける〜

本日のお花は、野菜や果物を使用していける課題。 選んだ野菜は、ブロッコリー、パセリ、唐辛子、 選んだお花は、ピンクッション、アマランサス。 野菜のみでいけることも念頭に置きましたが 野菜をメインに、お花とのコラボを選びました。 お顔の形をした個…

地震雲?!

今朝、8時過ぎの空模様です。 何とも不気味な帯状の雲が一杯に広がっていました。 目の前に手が迫ってくるかのような感じがしました。 20時過ぎにも、うっすらと帯状の雲が出ていました。

色とりどりの葉牡丹

お花屋さんで、色とりどりの葉牡丹を発見。 週末は鉢に植え替え楽しみたいとウキウキ。 賑やかで楽しい素敵な鉢植えになりそうな予感。 葉牡丹はアブラナ科で、アブラナに似た花をつけます。 原産地は西ヨーロッパで、鑑賞用ではなく食用でした。 大和本草(1…

高め合う

空を見上げると 同じ背丈の2本の銀杏の木が目の前にあった。 最初から2本は同じ高さで成長したのだろうか。 後から1本が追いつき同じになったのだろうか。 お互いが意識しながら高め合うそんな2本の木。 手を取り同じ目線で、高め合う夫婦になりたい。 …

金澤翔子氏の書展

「金澤翔子 書展ー共に生きるー」 2013年12月23日(月)まで 神宮外苑いちょう並木側にある 青山アートスクエアにて開催中。 ダウン症の書家として活躍中の金澤翔子氏の書展へ。まず、力強い、と感じて見入ってしまう作品。素直で包み込まれる朗らか…

本日の神宮外苑いちょう並木

本日、20日の神宮外苑銀杏並木の紅葉の様子です。 黄金色の絨毯は、まだでしたが 良い具合に色づいてきていました。 間もなくピークを迎えそうですね。 毎年歩いている道。未来へと続く道に幸あれ。

駅の額縁

駅の階段で目にした、ススキ。 まるで自然に出来た額縁のよう。 急く心も、ふと、ゆるむ瞬間。

満月

18日に、今日は満月と思い空を見上げると ビルの狭間で月の姿は見えませんでした。 もう少し歩かないと無理かなと思いながら横の ビルを見ると、窓に映った月の姿が、そこに。 縦長の窓枠に映る満月は、さながら花札の世界でした。 窓に映った満月も、空に…

一番

私が一番! そんな声が聞こえてきそう。 そろそろ黄金色にパーッと輝く頃。

思いっ切り

思いっきり、果物を頂いた。 思いっ切り、恵みを感じた。 思いっ切り、笑顔になった。 思いっ切り、幸せを感じた。 思いっ切り、感謝を感じた。 思いっ切り、心がカラフルになった。

地震雲?

地震雲かなと思いながら、何となく見つめた 昨日の空模様。今朝方地震があり驚きました。

季節、逆戻り?!

えっ?一瞬、目を疑った光景。季節が夏へと逆戻り?! 北海道で、雪景色あるいは紅葉の中にあって 何故か道端で向日葵が空を見上げていました。 一輪ではなく二輪寄り添うようにして咲いていたのが 大変微笑ましく、ほのぼのとした幸せに包まれました。

ハート型に染まる

ハート型に色づいている紅葉を発見!(ちょっと厳しい?笑) こちらも、ポッと嬉しくなりました。 人の心も、この紅葉のハートのように 時という季節を経て色づき、輝きを増していくもの。 そして、一番愛する人に出会った時に、自然にパッと 真っ赤に染まる…

しあわせ

最近、良い事づくめの私。 其の一:先般、鎌倉で「可愛い♡」と眺めていた ジブリのティーカップが手元に届きました。 何と、友人からのサプライズ・プレゼントでした。Thanks! 其の二:観たいと思っていた展覧会の招待券をその場で頂きました。 おまけに次回…

扉の向こう側

旅行先で、ホテルの部屋を開けると 満月の光が部屋一杯に輝いていました。 お部屋の正面に満月が顔を出している光景に ただただ感嘆して、声もありませんでした。 何て、ラッキーなの!! 反対側のお部屋でしたら、この光景は なかったでしょう。 何て、ロマ…

障子も七色

そろそろ、障子も張り替えの時期。 一枚一枚、ミリ単位で切っては 貼って行く緊張する作業も、綺麗な 仕上がりを見れば、楽しいひと時。 今年はどんな色合いにしようかな。 毎年、楽しみにしてくれている 家族のために、張り切っちゃおう♪ さぁ、今のうちに…

パテスト

神棚として設置したはずの棚が・・・ いつの間にか、すっかり、にゃんこのベッドに! 「寝心地、最高にゃ。」 エジプト神話に登場する女神、パテストとして しっかり拝み守っていただこう。 お願いします。にゃむ、にゃむ。

雲海と朝日に乾杯

トマムで清々しい空気の静かなる夜明けを迎えた。 前日に発表された雲海出現率は、40%との予報。 昨年夏に突如、「雲海テラスで雲海を見たい!」 と思い立ち、その思いをあたため、気持ち一つで 北海道へと飛んだ今回の旅。いよいよ小さな夢を 叶える運命…

かわいい珍客

家のお風呂場付近に出没の珍客。 好奇心旺盛、遊び盛りの猫たちに、おもちゃ代わりに 遊ばれると大変気の毒な結果になるので救出することに。 諸々の救出活動は大方、私の役割と決まっている。 家族、友人曰く、まるで『堤中納言物語』の「虫愛づる姫君」 の…