まゆみ
KANさんを追悼して懐かしい曲をかけた。
「花鳥風月」のビールをお供えしながら。
まさか、自分の名前が、こんなに切なくも素敵な歌になっているなんて!と感嘆、感激し、自分と重ね合わせてホロリと涙が零れたファンも多いのではないだろうか。
KANさんといえば、『愛は勝つ』『すべての悲しみにさよならするために』『プロポーズ』『永遠』など素敵な楽曲が多いが、この「まゆみ、最近の君はどう?」と、突然語り口調から始まる『まゆみ』も間違いなく名曲であろう。自分のことを歌われているようでハッとさせられる、何とも感慨深い楽曲である。
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まゆみ 一番透き通ってて
美しい水ってなにか知ってるかい
まゆみ 恋をして 切なくて
がまんして がまんして
こぼれた涙がきっとそうだよ
こんなことしか言えないぼくを許して
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うん。頬を伝い零れ落ちた、その水は泉となり、逢いたくて、たまらなくて、駆けて、駆けて流れた汗とともに、想いは、いつしか希望という名の虹を作って。
まゆみが流した涙は、決して濁らない、パワフルで、ビューティフルなどこまでも透き通った水だったよ。永遠に一途に待つことしか出来ないわたしを許して。