花鳥風月

〜日々を彩る風鈴花の365日〜

芸術の秋に

澄み渡る青空のように、観るもの全てが心地良く己の中へと鼓動し

響き渡るのを聴くような、芸術の秋を楽しんでいらっしゃいますか。

深まり行く秋は、自然が織りなす作品が目を楽しませてくれますね。

 

11月にかけて各所の展覧会場、美術館では

ミケランジェロ展横山大観展ターナー展興福寺仏頭展、等々

興味深い企画が目白押しで、時間が許す限り観て回りたい思いで一杯です。

 

秋の夜長のこの時期は、しっとりとしてムーディーに盛り上げてくれる

ジャズか、ショパンの夜想曲を聴きたくなってしまいます。

ショパン弾きの名手は挙げればきりがないかもしれませんが、私的には

夜想曲は中国のピアニスト、フー・ツォン氏の演奏がお気に入りです。

演奏会一ヶ月前には演奏曲の細かい仕上げの段階となりますが

ある時、フー・ツォンの演奏を耳にして急遽、演奏会の曲目を変更した程

心を揺さぶられて以来、”夜想曲はフー・ツォン”と決めています。

切々とうたいあげるような、時に訴えかけるような情感豊かな演奏を

心行くまで堪能しています。今宵もまた・・・。

 

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