朝から風の強い一日。午後、風の音を聴きに1時間散歩をする。
育ち始めた新緑が風に揺れながら目に爽やかに飛び込んで来る。
こんなに風が強いのに八重桜は花びらをしっかりと留めている。
青空に固まるように存在している雲も風に動じることなくある。
私は風に抵抗する様に歩いていたが風に乗って行きたいと思う。
家に帰ると一気に購入した同じ作者の本が10冊以上出迎える。
風が本を捲っていくように次ぎから次へと読んで行くのがいい。
道端の花に目を奪われるようにして、深く読み込む箇所がある。
外は嵐であっても心は至極快晴でとても気分がいい。そんな日。
ふと薬師丸ひろ子さんの「風に乗って」という歌を口ずさんだ。