花鳥風月

〜日々を彩る風鈴花の365日〜

童心はノンストップ

f:id:wind_bell_flower:20231019063422j:image

初めて訪れた先で、人気の無い公園に

象の鼻より長い滑り台が鎮座していた。

こんな光景を目にしたら、乙女心、

否、童心がくすぐられるではないか。

 

知らない土地、誰もいない、その

キーワードが頭に思い浮かぶと同時に

引き込まれるようにして、滑り台の

「お立ち台」へと足は自然に向いていた。

 

「最高ーーーーーーーー!!!!!」

 

そこまでの道のりで、まとわりついてくる

蚊に随分と血を吸われていたことも、

ギラつき照りつけてくる太陽の眼差しに、

随分と水分や思考を搾り取られていたことも、

滑り出した瞬間、風と一体となって

全てが吹き飛び、心から笑っていた。

 

かくして、2回目の「おかわり」までして

真夏の滑り台を満喫することとなった

大人の自分にも笑いが込み上げてきた。

 

止まらない、たまらない、やめられない。

童心は、、、

いつでも、どこでも、どこまでも、

ノンストップ。