秋桜
先日、偶然にもフランスの女子高生が歌う
山口百恵さんの「秋桜」を聴き、やるじゃないと思っていたところ
合唱での今月の課題曲を渡され、驚きました。何と「秋桜」でした。
さだまさしさんの代表作の一つで、言わずと知れた「日本の歌百選」に
選ばれてもいる名曲、嫁ぐ娘が母を想う楽曲です。
山口百恵さんは18歳でこの歌を歌われていますが、改めて耳にしますと
しみじみとした情感があり、さすがに上手いなと感じました。
「もう少しあなたの子供でいさせてください」
という最後のフレーズはグッとくるものがあり、思わずホロリとします。
今、この歳だからこそ分かる、歌の境地へと想いを馳せながら練習を積み
自分の歌にしようと思いました。そして嫁ぐ前に、少しでも親孝行に
励みます、と風に揺れる色とりどりの秋桜を前に誓ったのでした。