ラーメン博物館
新横浜にある、フードアミューズメントパーク、
ラーメン博物館を訪れました。
新横浜と言えば、横浜アリーナや日産スタジアムがあり
イベントが重なると駅周辺は混雑必須です。博物館へは
周囲でイベントが無く、又、ツアー客もいないであろう
夕方以降の時間帯を選びました。
今年で20年目を迎えるラーメン博物館の魅力は、全国
有名店のラーメンを梯子して味わえるだけでなく、昭和33年の
人情味あふれる、古い街並までも堪能出来るところです。
映画のセットのような館内を見て回るだけでも結構楽しめます。
好奇心旺盛な私は眺めるだけでなく、扉があると、開かないかと
押してみたり引いてみたりしていたところ、ある場所で
猫の鳴き声がする楽しい仕掛けを見つけたりもしました。
地下2階のホームランベーカリーでは、揚げパンが売られています。
普段頂くことがないので、おお、と思い、中でもカワウソが可愛く
こちらを見つめてくるので、「後でまた来ますね。」と伝えると
「人気だから、売り切れちゃうかもよ〜。」と言われ、取り置きを
お願いしておきました。案の定、ラーメンを頂いた後に行くと
すでにカワウソたちの姿はケースにありませんでした。
「危なかったね〜。色白の可愛いこちゃんを取っておいたよ。」
と2匹(個)のパンをお土産に持って帰りました。多少、油っぽい
ものの、きな粉の風味が効いている素朴な味わいを楽しみました。
そして同じ階で、アイス最中も発見、暑くなってきた時分に、
そろそろアイスが恋しく、ナイスと思いこちらも求めました。
さて、今回のラーメンは、二代目 げんこつ屋さんにしました。
「げんこつちゃ〜しゅうめん」(1150円)を注文してみました。
注文を受けてから切る麺だそうで、見て下さい、この艶やかさを。
のどごしがよく、ツルツルと頂けます。モチッとしていてプリッと
している麺で、表現するなら、つけ麺に良く合いそうな感じでした。
アツアツを感じさせない麺と言いましょうか、スルッと入るんですね。
そして、おつゆですが、塩味とあっさりとした醤油味のコンビです。
絶妙なバランスを感じました。胃にもたれない、やさしい感じのスープ、
こってり系を好む人には、もしかしたら物足りないかもしれませんが
薫風のごとく爽やかな美味しさが広がっていく感じがしました。
女性にはおすすめの一杯かもしれません。私は好きな味でした。
そして、ちゃ〜しゅうは、蕩けるほど柔らかかったです。
今度は、醤油、塩、それぞれを味わってみたいものです。
思わずスープを飲み干さんばかりに頂いてしまいました。
美味しかった証拠としてアップしておきます。
さて、お腹も一杯となったところで、未来へと時を進めましょう。
ラーメン通ではないので、ラーメン通の友達がほしいです(笑)。