花鳥風月

〜日々を彩る風鈴花の365日〜

本日のミィ〜只今入院中〜

ミィの容態が急変した昨日、深夜に緊急入院をしました。

現在も入院中で点滴と膀胱洗浄等の治療を受けています。

呼吸が荒く、「ニャー!」と叫んで、ばたりと倒れ込み

赤茶色の尿が流れ出て来ている様子を目にした時は

不安と悲しみで一杯になり、思わず涙しました。

詳しい症状や状態は、また追って記したいと思います。

 

 

以下、お食事中の方などは、読むのを控えてください。

 

 

 

普段は早朝からカリカリとスープを頂く食欲旺盛なミィですが

昨日は嘔吐をし、水を舐める程度にしか口にしませんでした。

それもそのはず、何と毛糸の糸とポリエチレン製のマットの

小片を吐き出していたのです!

紫色の細長い塊が出ているのを目にした時は、もしや回虫の

一種ではとゾッとしました。しかし、虫の有無は検査済みで

図鑑等で目にしたものは黄白色系です。さすがに紫色は

無いでしょうと思い近付くと、やはり糸でした。

塊を伸ばして定規をあてると、何と約33センチもあり

よくもまぁこれだけの長さを飲み込めたと思うと同時に、口に

入れるリスクを考えずに遊ばせていたことを反省したのでした。

 

手にした物を何でも口に入れて確かめようとする、人間の

赤ちゃんのように、ミィも何か物があると突いてみたり

カジカジと口にしてしまいます。歯もかゆいのでしょう。

人間であろうと猫であろうと、成長過程の行動は

似ているなぁと感じる日々です。

トイレットペーパーを目にした時は、飛びかかり、かみつき

爪痕でボロボロにしてしまったのはいいのですが、口の中に

紙が入り、そのまま張り付くなどして飲み込んでいる様子

だったので慌てて取り除き没収したものです。

 

もし机に飛び乗れたら、ペンを落としてみたり、他の猫も

やるように、ドーンと目の前に寝てみたりするのでしょう

けれど、それが出来ないミィは、見上げて「ミャー」と可愛く

声をかけて見つめてくるか、気付くといつの間にか足元に

寝そべっていてスタンバイ、「構って頂戴」と言わんばかりに

時折、足を突つかれています。

 

帰宅してミィの姿がない状態は、想像していた以上に

乾いた空気の中に取り残されたようでした。

「ミィちゃ〜ん。ただいま!」「ニャーん!!」

この習慣になっていたやり取りが、また早く

戻ってくることを心から楽しみにしている自分がいました。

そして、ホッとしたのか、寂しいのか

目頭が熱くなり、一筋の涙が頬を伝っていきました。

 

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